結露困りイヌさん
いろんなチラシやHPを見ますが、書き方が曖昧な気がします。
正直に教えてください。ガラスを変えたり、内側に窓をつけたりすれば結露はなくなりますか?
ヨネダ商店 店長
米田 泰士
結露困りイヌさん、ご質問ありがとうございます。
私のお客さまの中で一番多いご質問も「結露はなくせるのか?」です。
住宅の結露は大きく分けて二種類の結露に分かれます。
1つは、壁の中にできる内部結露。
2つ目は、壁の外、部屋の中のサッシやガラス、壁、天井に出来る外部結露です。
内部結露が発生していると、厄介です。目に見えるようになったときには壁の中にはかなりの水分がある状態が多いです。
外部結露は実は止めることが出来ます。
結露が発生する条件は、外との温度差とお部屋の室温、湿度です。
発生する条件を整わせなければよいだけです。
しかし、ガラスを交換したり、内窓を付けるだけでは、かなりの軽減はしますが完全に結露をなくすことは難しいと思います。
これは、お部屋の状態次第です。ガラスや、内窓という商品はもの自体がスポンジのように吸湿してくれるものではありません。
断熱性能が優れているので、部屋の外と部屋の中の温度差を少なくすることしか出来ませんのでお部屋の湿度を変えることはできません。
ガラス交換、内窓施工しても結露が止まらないといった場合のほどんどが湿度が高いことが原因です。
快適な湿度は夏には50%〜60%、冬には約40%〜60%と言われています。
この間の湿度であれば、ほとんどの場合がガラス交換、内窓設置で改善が期待できる場合が多いです。
お客さまのところへお伺いしたときにはまず湿度、室温を計測して、外気との温度差から露点温度を計測し、ご説明いたします。結露が発生している時間帯の方がより具体的にお話出来るので、業者様にご相談される時にはその時間帯に来てもらうほうがいいと思います。
▲ この質問にコメントする
このお悩みに「この場合は?」「こんな時はどうなの?」などなど質問したい、付け加えて言いたいなどございいましたら
「コメントする」をクイックしていただき、お悩み相談フォームにお悩み番号をご記入の上ご投稿ください。
「窓のことをもっと多くの方に知っていただきたい」
これはヨネダ商店 店長米田の一番の願いです。
皆様の窓についての質問に、メリットはもちろん、デメリットもきちんと考えながら私が一生懸命にお答えいたします。
人それぞれの窓事情。生活習慣は人それぞれ違います。その為、正解は1つではないと思います。まずはご相談ください!