高断熱タイプと遮熱高断熱タイプってどう違うの？
ガラス大好きさん
窓ガラスについてですが、高断熱ﾀｲﾌﾟと遮熱高断熱ﾀｲﾌﾟとありますとカタログには書いてありました。実際にはどのような違いがありますか？カタログの抜粋ではなくあなたの意見が聞いてみたいです。
お答えいたします。
ヨネダ商店 店長
米田 泰士
ガラス大好きさん、ご質問ありがとうございます。
Low-Eペアガラス（エコガラス）の高断熱タイプと遮熱高断熱タイプの違いですね。
確かにカタログで見てもわかりにくいと思います。
違いはりおおざっぱに言えばガラスに付いている金属膜の違いです。
高断熱型＝フロート＋亜鉛＋銀＋亜鉛か
遮熱高断熱型＝フロート＋亜鉛＋銀＋亜鉛＋銀＋亜鉛
金属の層を重ねる事で、より短い波長の光線も含めて、広域な光線がカットできます。
1層であれば遠赤外線のみ遮断＝高断熱型
2層であれば遠赤外線＋近赤外線の遮断＝遮熱高断熱型
たくさんカットできるのであれば、遮熱高断熱型の方がすぐれているような感じがしますが
そうではなく、Low-Eペアガラス（エコガラス）は適材適所です。
当社では基本的には、高断熱タイプをおすすめしています。
ガラスの高断熱は不可欠ですが、遮熱は効果が強すぎる場合があるからです。
夏はよいかもしれませんが、冬の日差しまでカットしてしまいます。
縁側のぽかぽか感がなくなってしまうこともありますので注意が必要です。
ガラス交換は商品ではなく、どの場所にどのガラスを使うのかが重要だと思います。
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