はじめまして。ヨネダ商店店長の米田泰士と申します。
ヨネダ商店は、今年で創業56年目を迎える窓の専門会社です。
家の中の様々な部位の中でヨネダ商店は、窓(開口部)が得意です。なぜならヨネダ商店は、窓の専門会社だからです。
そんなヨネダ商店の強みは、昭和24年創業から長年培った数多くの施工実績と自社でとった数多くのデータがあることだと考えています。
窓のリフォームは適材適所です。このお宅にはどのガラスがいいのか、この位置にある窓にはどんな性能が必要なのか…日射の入り方やお客様の生活スタイルまで考えた提案が必要だとヨネダ商店では考えています。
機能ガラスや内窓(二重窓)は、言ってみれば「効果のある薬」。メーカーは薬屋さんで、困っているお客さんに自分たちのつくった薬を売るのがお仕事。
でも、私たち窓屋さんは違います。
患者さんが病院へ行くときは「薬が欲しい」のでなく「悪いところを治して欲しい」から行きますよね。そんなお客さまの状況を診断し、たくさんある中からその方の困りごとに効く薬を探し出して処方する。
私たちは薬屋ではなく医者としての役割が必要なんです。
もし病気が治らなくて、体調が改善されなかった場合は「どうして治らないんだ!」って、薬屋さんではなくお医者さんのところに行くでしょ?
安く商品を買いたいと言うお客様には残念ながら当社はお答えすることができません。商品の不備以外ではメーカーは責任を取りません。では誰の責任か?もちろん提案した人間と施工した人間です。
ヨネダ商店でお仕事をさせて頂くほとんどのお客さまは、薬屋つまりガラスメーカー(サッシメーカー)ではなく、それを処方する医者としての私を信用して仕事を依頼してくださります。薬はひとつ間違えると容体が悪化しかねないですから、たくさん勉強して、メーカーにも窓だけにもとらわれない広い視野を持たないといけないと考えます。
ヨネダ商店で取り扱っている商品は決してお安い商品ではありません。
ヨネダ商店の店長米田はかなりの頑固者です。
カタログやメーカーの説明だけでは納得できません!
わからなかったり迷った時は、必ず自分自身で体験・体感してからでないとお客様にご説明、ご提案することはいたしません。
その為、ヨネダ商店の倉庫には数多くの窓、ガラスがあり実験施設のようになっています。
ヨネダ商店で窓工事をお任せ頂く時のお約束があります。
1. 「なぜ?」、「どうして?」を納得いただくまでご説明いたします。
2. 絶対に手を抜きません!ミリ単位の窓の計測。
3. お任せ下さい、丁寧な施工。
4. 施工後のアフターメンテナンス
ヨネダ商店は商品を販売している会社ではありません。商品のご説明はもちろんさせていただきますが、お客さまの窓のお悩みがどうしたら解決できるのかを一番に考えお話させていただきます。
窓のお悩みは結露、寒さ対策だったり、防音対策だったり、防犯対策であったり、色々悩みがあると思います。
お客さまとお話させていただく中で「防犯も重要なんだけど、一番は結露をなんとかしたい」などお客さまのお住まい、窓の位置、方角(向き)なども含めてお客さま、ひとりひとりにあったご提案をさせていただきます。
例えば結露対策であれば、お客様のご自宅の室温、湿度から露点温度(結露の発生する温度)を計算します。壁の表面温度、ガラスの表面温度を測定し、お客様のご自宅で結露の発生する条件を分析します。
内窓やエコガラスを扱っている窓会社は、ヨネダ商店以外にもたくさんあります。
ヨネダ商店では、内窓ならこれ!結露でお悩みの方はこれ!と商品を決めてご提案はいたしません、いくつもの種類の中から当社で選別して効果の出せるであろう窓対策商品を選び(組み合わせて)ご提案しています。
どの製品もメリットだけでなく、デメリットも必ずあります。
内窓にしても、いろいろなメーカーから出されています。防音対策なのか、結露対策なのかによって、提案する内窓の種類もガラッと変わります。結露対策でお悩みの場合でも、同時に夏の遮熱も考慮したいのであれば、それに見合ったエコガラスでご提案しています。
そしてまた、ヨネダ商店独自の実験結果やお客様から頂いたマイナス面も考慮しご提案しています。
例えば、防音対策で大変気密のいい内窓があるのですが、気密が高いだけに窓の開閉が重たくなるのが難点です。
その為、ご年配の方ですと、防音対策は出来たけど、生活が逆に不便になることも考えられます。
一番大切なことは、商品ではなく、お客様の生活を快適なものにすることです。
お客様のご自宅にお伺いさせて頂き、お話を聞かせてもらい、それに合わせて製品のご提案をしています。
その為、ご説明には1時間〜2時間ほどのお時間をいただきます。
ヨネダ商店でおだしするお見積りは、商品のお見積りではありません。お客さまのお悩みを解決できるためのご提案のお見積りになります。
ヨネダ商店の扱っている製品のほとんどが、特注サイズのものになります。1ミリ単位での手配になるため、計測が何より大切になります。
窓付近にものがある場合には、動かしてでもきっちりと採寸させていただく場合もあります。
「そんな面倒な・・・」と思われる方も思われるかもしれませんがこの「計測」により、仕上がりに雲泥の差がでてしまいます。
製品にもよりますが、計測した通りに手配する場合もあれば、1〜2ミリ大きめに手配して現場で微調整しながら(加工しながら)取り付ける場合もあります。もちろん逆に小さくする場合もあります。
例えばカーテンのようはcm単位で注文になりますので数ミリの誤差は命取りにはなりませんが、窓リフォームの場合は仕上がりに影響してきます。
なので、計測に使う道具も重要で、通常の巻きメジャーはもちろん、棒タイプのメジャーや赤外線レーザー、水平器も使い二重に計測もしたりしています。
もちろんのことですが、施工・工事、これはもっとも重要です。
残念なことですが『工事の経験が多ければ多いほどいい』とはなかなかいえません。数よりも質です。手を抜かないきちんとした施工をどれだけこなしているかが重要です。ですが、知らない業者の質をお客さまにはなかなかわかりませんので、施工実績(回数)は重要な要素の一つです。
例えば、高機密の内窓を施工するデメリットの一つに、開閉が重たくなってしまうことがあります。隙間対策を重視するのでそうしても摩擦が多くなり、開閉の重たさはご理解頂けると思います。
その為、ヨネダ商店では、ただ内窓を施工して終わりというわけでなく、できるだけ開閉に重たさを極力おさえる作業(工夫)もしています。
料理屋さんでよく言われる「秘伝の○○」と言うものは実は誰でもどこでも手に入るものが多いらしいです。誰でも明日から手に入るので秘伝にする必要があると聞いたことがあります。同業者の誰もがそのちょっとしたことに気づかない事に気づいた事が秘伝だということです。
ヨネダ商店の施工もこれに似た部分があります。メーカー施工方法で施工するだけではなく細かい部分には当社でやってる工夫があります。仕上がってしまえば見えない部分になりますので、見た目ではわからない部分で気密処理をしたりしています。
先程も書きましたが、ヨネダ商店では商品を売る事を仕事にしていませんので、きっちりとした効果を出せるものしか扱いません。
お客さまの悩みを解決するのは、商品ではなく当社の施工が必要だと考えます。
何度も計測して、完璧な施工をしたつもりでも、施工に不備があることは、申し訳ないのですがあります。
何かあった時、問題が発生した時、もちろん施工段階で分かった場合には一旦ストップしてでもやり直しますが施工後判明した場合には
お客様から言いやすい環境をつくることも大切だと思います。
施工して終わりというわけではなく、動く商品ですので、商品のメンテナンスも必要になります。
長いお付き合いをさせて頂く関係づくりを大切にいたします。