大阪府吹田市にお住まいのお客さまより、ご依頼いただきました。
防音対策のため、2枚建ての掃き出し窓に、二重窓を設置します。
使用したサッシは、大信工業製のプラストサッシです。
ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」、厚さ12mmのものを使いました。
プラストサッシ+防音ガラス「ソノグラス」12mmの組み合わせは、ヨネダ商店が提案する防音対策の中でも最高級のものとなります。
それでは、手順を施行写真つきで詳しく説明していきます。
施工地域: 大阪府吹田市
施工時間: 3時間
内容:
引違い窓+FIX窓に防音対策の為に内窓(二重窓)を施工しました。
下には補強枠を製作し、ふかし枠を使用しての工事です。
商品は大信工業のプラストサッシを使用。
ガラスには日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」、厚さは12mmを使用。
マンションではよく見かける上が引違い窓で下がFIX窓の組み合わせのこちらの窓に二重窓と呼ばれる、後付けタイプの防音窓を取り付けます。
採用したサッシは、大信工業製のプラストサッシ(内窓「プラスト」)です。
ガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」を使用します。
プラストサッシの掃き出し窓タイプを設置するには、およそ8cmの枠見込みが必要です。
今回は、4cmしかなかったため、取り付けるスペースが確保できません。
木枠と床の間に段差があるため、この段差をなくす必要があります。
この段差は、およそ8cmほどの高さです。無視するわけにはいかない段差になります。
床が完全にフラットなら問題ありません。
お客様からは、「カーテンはどうなっちゃうの?」と聞かれることがあります。
もちろんカーテンも普通に使うことができます。
最後に取り付けるので一旦外して置いておきます。
ふかし枠の芯にあたる補強材を取りつけます。
ここはカバーで覆い隠される部分ですので色はホワイトではありません。
ふかし枠のカバーを取りつけます。
写真では説明しにくいのですが、ふかし枠をセットすると、わずかな段差が発生します。
ここを埋めるカバーを取り付けてネジで固定します。
今回使用するガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」、厚さ12mmのものを使いました。
その為、ふかし枠の施工になると下枠が重みで反る可能性がありますので木材で補強材をつくりました。
床には床暖房を付いているので床にはネジで固定ぜずに下枠としっかり固定します。
プラストサッシに限らず、二重窓をふかす場合は、コーナーにキャップを取り付けます。
二重窓を窓枠を取り付ける幅が最初からあれば、今まで説明した作業工程は一切必要ありません。
今回は見込み幅が4cmしかなかったため、ふかし枠を設置しました
プラストサッシの窓枠を、いよいよ設置します。
まずは左の縦枠から設置します。
プラストサッシの枠はネジ止めではなくタッカーで取り付けます。
右の縦枠を設置します。
プラストサッシの下レールをセットします。
プラストサッシのレール枠は、下レールをのぞいて、二重構造になっています。
防音対策には隙間が大敵ですので、このような構造になっています。
ヨネダ商店の作業場で組み立ててきたプラストサッシのガラス戸を窓枠レールに吊り込みます。
使用したガラスは、日本板硝子製の防音ガラス「ソノグラス」です。ガラスの厚みは12mmです。
ヨネダ商店が提案する遮音対策の中で、最高ランクの組合せです。
プラストサッシの場合は、ガラス戸をはめ込んだあと、隙間が出にくいように上レールの高さを調整します。
プラストサッシには、主に2種類のレールがあります。
ヨネダ商店で多く採用しているのは、写真のような丘戸車式と呼ばれているタイプのものです。
丘戸車式のレールを採用しているのは大信工業のプラストサッシだけです。レールをまたぐ隙間も防ぐことが可能です。
大信工業のプラスサッシのふかし枠は木材で強度もあるので、カーテンレールをしっかりと固定することが可能です。
今回の窓は上が引違い窓、下がFIX窓だったので、中桟の位置を引違い窓とFIX窓の継ぎ目で合わせました。
当社で防音をお考えのお客様にはプラストサッシをおすすめすることが多いです。
プラストサッシの左右縦枠、上枠は、説明したように二重構造になっています